NPO法人奄美青少年支援センター「ゆずり葉の郷」
1983年に三浦一広士は独自の合気拳法をもとに「奄美合気拳法連盟」を結成したが、1988年ごろから、消防士としての三浦氏がシンナー耽溺の青少年の補導にのりだしてから、本連盟は武道更正教育の役割を大きく担うことになり、2001年にNPO法人「奄美青少年支援センター・ゆずり葉の郷」が発足した。必要な場合には即座に現場に駆けつけて、彼らの本音を聴き、「すべての子にチャンスを」を、キャッチフレイズに、「許す・認める・慰める・励ます」ことを実行して、「君は必要な人間なのだ」「君は君だけにしかできない人生がきっとある」ことを自覚させ、生きる意欲を目覚めさせて次代の若者を育てている。


所長:三浦 一広


渚にたてば、脚は砂を踏み、海水に浸り、肺は海風を吸う。これ地球の3大圏(陸、海、大気)を同時に味わうわけであり、子どもはこの渚の恵みで自然な心をとりもどす。日本の美しい渚がつぎつぎと埋められていくのを見るに耐えられず、1978年に「渚を愛する会」がつくられた。会員約400人。1.子どもを潮干狩り、海水浴等で渚に連れ出すこと。2.渚の清掃。3.渚のコンサート、写真展、講演会等の渚に因むイベントの企画を行ってきた。死語になりかかった「渚」という言葉が最近復活して、教育効果は少しずつ見え始めてきた。

渚を愛する会 福田 正臣


西海町は長崎県西彼杵半島の最北端に位置する美しい海と島、緑の大地に恵まれたところ。しかし、農業という第一次産業が不振に傾いていく危機感を克服しようとして、廃木材をチップとして堆肥をつくり、土にもどすという廃木材再資源化事業を興した岩松社長が、有機農業体験施設、宿泊研修施設、無農薬食品加工施設 兼 お食事処を設立して、これが基盤となって「農業と教育を考える会」を発足したことは大変有意義なことと思われる。

株式会社 岩松社長 岩本 勘一郎


高校生の息子が奇病でたおれた。ラジオ・テレビで駆けつけ献血をして下さる方が名前も告げずにエレベーターから消えていく後姿に「菩薩」を感じ、寝棺の子に悟されて「もみじ」による昔の森つくり運動を始めてから20年が経った。佐賀県唐津市厳木町の作礼山の山懐の18ヘクタールの環境芸術の森。紅葉の秋ともなると、1万本のもみじが深紅、黄緑色とりどりに谷に錦を染め、別天地となる。自然石を伝って落ちる滝とせせらぎ、山腹をキャンパスと見立てての一幅の絵である。

環境芸術の森「林仙之塾」代表 鶴田正明


知的障害児教育施設として1954年に現在地に創設。映画「しいのみ学園」が全国に上映される。1979年、小・中学校義務教育完全実施に伴って、就学前児童の通園施設の社会法人として「しいのみ学園」が発足した。
代表者:昇地 三郎


なんども子供キャンプに中国の辺境に行っている精神科医の碇博士は、新彊ウイグル自治地区では白髯をたくわえ、哲学者のように威厳のある顔をした老人が鞭を当てて走るロバ車の荷台に、必ずといっていいほどに、少年・少女をチョコンと乗せ、砂漠の道を行くのを見て感動する。日本の我々は「人生最早期の養育環境はたった一人の母性に委ねられている」という前提に固執しているのは荒唐無稽という。地域社会で幼い子供たちと高齢者が出会い、互いに豊かな関係がもてるような生活を求めて「交齢社会(Inter-Generational Community)」の暮らし方を提唱する。
代表:碇 浩一


「教育風土」という言葉は高知県西部を蛇行しながら緩く流れる清流「四万十川」にまさにぴったり。1997年に西土佐村は旧廃校となった後者の再利用計画の中で、子どもを中心とした地域の生涯学習・自然体験型宿泊センターとしての四万十楽舎を創設した。木の田舎暮らしを体験する大人から、自然の中で嬉々として遊んで学ぶ子どもたちまで、21世紀の教育の姿をここに見る。

代表:山下 正寿


いまから30年程前は学力増進の時代でソロバンを習う子どもも多く熱心だったが、1980年代になり、電卓やコンピューターの普及でソロバンはもう不要とする考えが起こる一方、ソロバンを習う子の低年齢化が起り、今までのソロバン学習の方法では低年齢には無理なことがあることに気づいた。そもそも電卓では数の概念がわかず(暗算ができない)、計算に関する脳の機能が働かないので、電卓に任せることは子どものためによくないので、幼年期から数の概念を把握してソロバンを学習できるパスカル盤を考案したのが福田ソロバン塾だ。

代表:福田 ハルミ


北海道釧路郊外で生まれて、子どものとき、アイヌの子と遊んで、木刀、弓、木登り、魚とり、木の実とり山菜のつみ方等を会得した渋谷氏はプロのダイバーとして活躍中、潜函病で暫く休業をやむなくして、鎌倉寺で日曜禅などを経験したことがあった。病気が治って潜水の仕事に戻ったあるとき、潜水の待ち時間では禅の境地になりやすいことに気づき、水中塾を始めた。水中技のひとつの「浮き自然体」は力を抜き開放した状態で、「優しく」、「柔らかく」、「ゆっくりと」、「丁寧に」が自然にできるようになり、今まで見えなかった世界が見えるようになる。マインド・スイムのプログラムで生涯学習で人生を見直す契機をつくろう。

所長:渋谷 正信


「脱サラして イルカとの体験学校をつくる」
一流信託銀行員だった岩重市は偶々入院生活をしたときに、少年時代に鹿児島錦江湾で遊んだイルカのことを思いだし、あの光景を子どもたちに見せたいとの思いが募り、ヒトと動物との絆の立場から、心の癒し、健康、福祉を考えようと決心して、会社を辞め、東京水産大学大学院に入学、修士をとり、HAB(human animal bond)研究会をつくり、御蔵島などで、人とイルカの交流の体験学校「イルカの学校」を開いている。

イルカ研究会(HAB21) 代表:岩重 慶一


Page: < 1  2  3