豊かな次世代育成のための智恵

[人間力、その豊かな次世代育成のための智恵]
これからの時代が求めているのは「生きる力、人間力」の豊かな人物です。
まずは、幼年期までの教育(生存のための教育)をしっかりすることです。
高等教育(生産のための教育)はその上に立ち上げるのです。

この智恵はあらかじめ脳のなかにプログラミングされているところの「心の成長生理の仕組み」で理解できます。

「生きる力」は長い人類の進化の歴史を生き抜いて祖先から継承されている「生得性の能力」です。
これは脳の中の「古い脳」(大脳辺緑系)で機能するもので、生後から幼年期までの期間の養育・保育・教育で育つものです。

一方、論理を展開したり、高度の技術を開発したりする知性的能力は「生きる手段」に属するもので、「新しい脳」(新皮質系、前頭連合野)で機能し、思春期ごろから機能し始めます。

教育の力点は、明らかに古い脳で機能する「幼年期までの教育」に置かなければなりません。


[幼年期までの子どもを物質文明の環境から守ろう]
物質文明の環境は、必然的に成長期の子どもの内部環境と連動して「心の成長」を歪めます。子どもを「伝統的教育環境」で守るためのあらゆる工夫を実践しましょう。

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